ホームを出てカーブを曲がり切ると、電車は運河に沿って走る。新芝浦に停まった後、線路は単線になる。右へ大きくカーブすると、右手は大きな工場、左には海が見えてくる。海とは言っても運河より何倍も幅の広い京浜運河ではあるが、彼方には大きな吊り橋の雄姿が望まれる。大黒埠頭へ向かう首都高速道路の鶴見つばさ橋だ。もっと走るのかと思ったら、ホームが現れて、そこが終点の海芝浦であった。降りてみると、ホームの欄干のすぐ下は海である。
[参考情報]
ホテルブライトンシティ大阪北浜
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http://www.jalan.net/hotel/440000/NO_102069/
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覗くとちょっと怖い感じもする。それで、さっさと前方に進むと、線路が途切れて右手の出ロヘと道が続いている。しかし、出口の先は、工場であり、関係者以外は立ち入り禁止だ。この駅は工場通勤者専用の駅なのである。部外者以外はお呼びではないのだが、だからと言って私のようにふらりとやってきた者を追い返すのでは無粋であろう。そう思ったのか、線路が途切れた延長線上に、海芝公園という小さく細長い憩いのスペースがあり、しばらくの時間を過ごせるようになっている。人が二人並んで通れるくらいの入口の中には植え込みや遊歩道があり、海辺には柵の前にベンチか置いてある。夕暮れ時はなかなかに良い雰囲気で、吊り橋や海を眺めながら二人だけの時間が過ごせそうだ。現に、若い二人連れが何組かいて、仲睦まじく語らっている。柵にオレンジ色の浮き輪が吊るしてあるのは、飾りだろうか、安全対策なのだろうか。ともあれ、工場地帯のど真ん中にこんな穴場があるなんて信じられない話だ。乗っている時間はわずかなのに、ずいぶん遠いところへ来てしまったような充実した気分になれる。首都圏に住んでいるなら、一度鶴見線での「鉄道旅行」をぜひ薦めたい。